選ばれなかった私へ
—「いい感じの人」が他の女性を選んだときに考えたいこと—
「いい感じだったのに、なぜ?」
婚活イベントで出会った彼とは、初対面から話が弾んだ。
趣味も合うし、何度かデートもした。
「この人とは、もしかしたらうまくいくかもしれない」
そんな期待を持ち始めた頃だった。
ある日、ふと彼のSNSを覗いてみると、そこには別の女性と付き合っている報告が。
頭が真っ白になった。
「私たち、いい感じだったはずなのに…?」
心の中で何度も問いかけた。
選ばれなかったショック
私は、何がいけなかったのかを考えた。
アプローチが足りなかったのか? もっと積極的に誘えばよかった?
それとも、彼にとって私は「恋愛対象」ではなかったのか?
落ち込んだ。とにかく落ち込んだ。
「他の女性の方が魅力的だったんだ」
「私は結局、“選ばれる”ことができなかったんだ」
婚活を頑張っても、結果が出ないことがある。
その現実を目の当たりにして、無性に悲しくなった。
「選ばれること」がゴールじゃない
だけど、しばらくして、私はふと気づいた。
私はずっと「彼に選ばれること」ばかり考えていた。
でも、本当に大切なのは、 「私が選びたい相手と一緒にいること」 じゃないだろうか?
彼は、彼にとって居心地のいい相手を選んだ。
それなら、私も「私にとって居心地のいい相手」を探せばいい。
「選ばれるかどうか」ではなく、「自分が心から安心できる相手かどうか」 を大切にしよう。
そう思えたとき、少しだけ気持ちが楽になった。
次の恋へ、一歩進もう
今回の経験は、私にとって決して無駄ではなかった。
むしろ、「どういう人と一緒にいるのが自分にとって幸せなのか」を考えるきっかけになった。
✔ 焦らずに関係を深める
✔ 「私を大切にしてくれる人」を見極める
✔ 自分に自信を持つ
失敗ではなく、これは「学び」。
私に合う人は、きっとこの先にいる。
だから、もう一度、自分らしく歩き出そうと思う。