「面接で落ちる人」が見落としているたった一つのこと
NexGen O-live質問の“意図”を読めば、あなたの答えは180度変わる
「自己PRをお願いします」
「あなたの短所を教えてください」
「なぜ当社を志望したのですか？」
就職活動の面接で、何度も聞かれるこのような質問。
でも、なぜか毎回同じように答えてしまう。
それでいて結果は…「不採用」。
なぜでしょうか？
答えはシンプルです。面接官の“質問の意図”を見落としているからです。
この記事では、面接の本質と、合格を引き寄せる“意図に合わせた答え方”を、わかりやすく解説します。
http://youtu.be 1. 面接官の質問には“必ず意図”がある
面接は試験ではありません。
面接官も、「この学生が正解を言えるかどうか」を見ているわけではないのです。
彼らが見ているのは、以下の3つ。
- うちの会社に合うか（価値観・志望度）
- 一緒に働きたいか（人柄・対話力）
- 活躍できそうか（成長性・再現性）
つまり、どんな質問にも裏には**「この人の〇〇を知りたい」**という“意図”があります。
その意図を読み解いてから答えないと、いくら完璧に準備した答えでも、的外れになってしまうのです。
2. 質問の意図から考える“正しい答え方”とは？
たとえば、次のような質問で考えてみましょう。
■「あなたの短所を教えてください」
よくある答え：
「優柔不断なところです」
→ 面接官の頭の中：「で？それって改善されてるの？成長できてる？」
◎良い答え方：
「一つのことに集中しすぎる傾向があります。ですが、大学ではタスクごとに時間を可視化し、複数の作業をバランスよく進める練習をしてきました。」
→ ポイントは、「短所＋改善＋今はどうなっているか」まで語ること。
“変化できる人”であることが伝わります。
■「志望動機は？」
よくある答え：
「御社の安定性と福利厚生に魅力を感じました。」
→ 面接官の頭の中：「…他の会社でも通用しそうだな」
◎良い答え方：
「私は『誰かの毎日を支える仕事』にやりがいを感じます。中でも御社は生活インフラとして地域に根ざしており、社会課題に対しても積極的に取り組んでいる点に共感しました。」
→ 志望動機は、「会社の理念・取り組み×自分の価値観」が合っていることを語るのがコツ。
3. 面接ステージごとに“見られているポイント”は違う
一次面接：人柄・話し方・協調性
ここではまず、「一緒に働きたい」と思える人か？が見られます。
→明るく、簡潔に、笑顔で。第一印象が超重要！
二次面接：志望度・将来性・思考力
ここでは、職種・会社への理解度や、成長意欲が問われます。
→業界ニュースやIR情報まで読んで、志望理由に厚みを出そう。
最終面接：熱意・覚悟・マッチ度
最終面接では、「この人に内定を出して後悔しないか」が判断されます。
→形式的な答えよりも、“なぜこの会社で働きたいか”を自分の言葉で語ることが求められます。
4. “答えの質”を高める2つのフレームワーク
答えが伝わりやすくなるフレームワークを2つ紹介します。
■PREP法
- P：結論（私は〇〇です）
- R：理由（なぜなら～）
- E：具体例（経験を交えて）
- P：まとめ（だから～に活かせます）
■STAR法（エピソード系に）
- S：状況（どんな場面だったか）
- T：課題（何が問題だったか）
- A：行動（どう動いたか）
- R：結果（どうなったか）
これらを使えば、「伝わる答え」が自然に作れるようになります。
5. まとめ：意図を読めば、面接は攻略できる
面接は“相性を見極める場所”であり、“正解を答える場”ではありません。
だからこそ、質問の意図を読み、そこに自分の経験や価値観をリンクさせて伝えることが大切です。
質問に対して「何を聞かれてるんだろう？」と一歩立ち止まって考えるクセをつける。
そのひと手間が、内定のカギになります。
面接前に、ひと呼吸おいてこう考えよう。
「この質問で、面接官は私の何を知りたいんだろう？」
この問いを頭に浮かべてから答える。
たったそれだけで、あなたの面接は劇的に変わります。
あなたらしい言葉で、あなたらしい未来をつかみに行きましょう。
