「だらだら交際」が結婚を遠ざける理由
最短で幸せをつかむ人が実践する、婚活交際の正しい進め方
はじめに
「好きだから付き合ってるのに、なぜ結婚できないの?」
「長く付き合った方が相手のことをよく知れるはずなのに…」
婚活中、多くの人がぶつかるのが“交際期間”という落とし穴です。
今回は、成婚につながる交際のあり方について、実例やデータを交えて解説します。
1. 成婚者の平均交際期間は意外と短い
結婚相談所IBJが公開している「成婚白書2023」によると、成婚者の約7割が交際から半年以内に結婚を決断しています。
特に相談所経由では、「平均4.3か月」での成婚というデータもあります。
これは、婚活では「結婚」というゴールが明確な分、判断も早いことを意味します。
一方、自由恋愛では「好き」から始まるため、1~2年かけて自然に関係が深まることが多く、結婚に至るまでの道のりが長くなりがちです。
2. 短期交際で成婚したカップルの共通点
短期間で結婚を決めたカップルには、以下の共通点があります。
- 出会いの時点で「結婚したい」と明言している
- 価値観やライフスタイルの話を積極的にする
- 結婚観のすり合わせを最初の1~2か月で終えている
- 相手に「この人と結婚する」という決意を持って交際している
短期交際のポイントは、“時間の長さ”ではなく“会話の質”です。
3. 長期交際が成婚しづらい理由
一方、1年以上交際を続けているのに成婚できないケースも少なくありません。
特に以下のような傾向が見られる場合は要注意です。
- 結婚の話題が出ると避けられる
- 「今は仕事が忙しい」など、曖昧な返事が続く
- 生活や将来の話を深く話せていない
- 関係が惰性になり、“現状維持”に落ち着いてしまう
長く付き合うことで安心感は得られますが、「結婚する」という明確な目的が薄れていくリスクもあります。
4. 短期 vs 長期 ~2組のカップルを比較~
ケースA:短期交際で婚約
婚活パーティーで出会ったAさんカップルは、3か月の交際でお互いの結婚観をすり合わせ、半年後には婚約。
初期から将来の話を積極的に行い、両家への挨拶もスムーズでした。
ケースB:長期交際で破局
友人関係から2年交際したBさんカップルは、結婚観の違いが浮き彫りになり、最終的にすれ違いと迷いから破局。
結果的に時間だけが過ぎ、再び婚活をやり直すことに。
この比較からも分かるように、成婚には**「目的の一致」と「意志ある会話」**が必要です。
5. 成婚に近づく交際の進め方
では、どうすればスムーズに結婚まで進める交際ができるのでしょうか?
- 交際スタート時に「結婚を前提に」と明確に伝える
- 交際2~3か月で「将来像」や「家族観」の話をする
- 半年以内に進展がなければ見直す勇気も持つ
- 相手任せにせず、自分の意志を持って判断する
これらを実行するだけでも、“交際”が“成婚”に変わる確率は大きく高まります。
6. まとめ ~結婚したいなら、だらだらしない~
婚活の交際は「時間」より「中身」が重要です。
長く付き合えば結婚できるとは限らない。むしろ、“決断を先延ばしにする関係”は、婚活の最大の落とし穴です。
ゴールを意識した行動が、幸せな結婚への近道です。
結婚を本気で望むなら、相手との時間に“目的”と“期限”を持たせましょう。
おわりに
「本当にこの人と結婚したいのか」
「この関係に未来があるのか」
迷ったときは、時間の長さではなく、その時間に何を積み上げたかを見つめてみてください。
本気で婚活するすべての人が、幸せな決断を手にできますように。