子どもと一緒に考える「選挙」
ママの視点と伝え方
「ねぇママ、選挙ってなに?」「どうして投票に行くの?」
ある日、何気ない子どものひとことに、ドキッとした経験はありませんか?
ニュースで「選挙」「参議院」「政党」「公約」…
聞きなれない言葉が飛び交う中、親としてどう伝えるか迷うこともあるでしょう。
今回は、2025年7月20日の参議院選挙をきっかけに、
ママ自身がどう選び、どう子どもに伝えるか──そのヒントをご紹介します。
💡そもそも「参議院選挙」って?
参議院は、国のルール(法律)や予算を決めたり、政府の動きをチェックする役割を担っています。
その代表者を選ぶのが「参議院選挙」です。
つまり、私たちの暮らしに関わる“決定権”を持つ人を、自分の意思で選ぶ場。
「投票」は、単なる儀式ではなく、家族の未来に参加する行動なんですね。
🔍今回の選挙の注目ポイントは?
2025年の参院選では、特に以下のテーマが大きな争点となっています。
① 物価とくらし
日々の食費、電気・ガス代、生活必需品の値上がり。
どの政党が、どう支える策を打ち出しているか。
家計に直結する部分だけに、多くの家庭が注目しています。
② 子育て支援
保育園の整備、育休制度、教育費の負担軽減。
「子どもを産み育てやすい社会にするには?」という視点で、各党の政策を比べてみると違いが見えてきます。
③ 防災・地域の安全
地震や台風に強い街づくり、避難所整備、防災教育の充実。
特に子どもがいる家庭にとって、「安心して暮らせるか」は大事な基準です。
👀ママが政党を見極める4つの視点
「誰に投票するか」迷ったとき、以下の4つの軸を意識してみましょう。
- 子どもの未来に役立つか?
- 家計や生活に安心をもたらすか?
- 地域の安全やつながりを守れるか?
- 社会が前進する“考え方”を持っているか?
迷ったときは、自分たちの生活と照らし合わせながら、
「どの人・どの党が“わたしたちの暮らし”をちゃんと見てくれてるか」を感じ取ることが大切です。
👧子どもと一緒に“選ぶ力”を育てよう
選挙の話って、子どもには難しい?
いえ、伝え方次第で素敵な学びの場になります。
✔ ニュースやチラシを一緒に見る
「この言葉どういう意味?」と聞かれたら、答えるだけでもOK。
✔ ○×や絵で“選ぶ練習”をしてみる
「この人は子ども支援を頑張ってるって書いてるね、どう思う?」など、対話のきっかけに。
✔ おうちで“ミニ選挙ごっこ”
模擬投票箱やシールを使って、楽しく体験!
「ママは○、パパは△、理由はね…」と語り合うだけで、選ぶってこういうことか、と実感が芽生えます。
🌱まとめ──それは「親子でつくる未来」
選挙は、大人のものではありません。
今を生きる子どもたちの未来を決める行動でもあります。
だからこそ、「どう生きたいか」を、家族で話すこと自体に価値があります。
投票所に行くママの姿は、
「あなたも、これから選べる力を持つんだよ」と伝える、
何よりの教育です。
選挙前の週末、ほんの数分でもかまいません。
「ねえ、今回の選挙、何を決めるんだろうね?」
そんな一言から、親子の会話が始まります。
そして気づいたら、
選ぶことも、考えることも、
きっと“いつもの日常”になっているはずです。