相手に合わせすぎる?自分を優先しすぎる?

婚活で起こりやすい2つのすれ違い
―「性格」だけでは、うまくいかない理由―
「やさしい人なら、結婚もうまくいく」
そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。
でも婚活では、やさしさや共感力があることだけで、必ずしも関係がうまく進むとは限りません。
反対に、自分の希望をはっきり伝えられる人が、必ずしも「自己中心的」というわけでもありません。
大切なのは、
相手にどれくらい合わせているか。
自分の希望をどれくらい伝えられているか。
今回は、この2つのバランスから、婚活で起こりやすいすれ違いを整理してみます。
「相手に合わせているのに、なぜかうまくいかない」
たとえば、こんな悩みがあります。
「恋愛はできるのですが、なかなか結婚まで進みません。
相手に合わせることが多くて、気づくと自分ばかり疲れています。
でも、自分の希望を言いすぎるのもよくない気がして……。」
相手を大切にしようとする気持ちは、もちろん悪いものではありません。
ただ、婚活では「相手に合わせること」だけでは決められないことも増えてきます。
結婚を考えるようになると、
- どこに住みたいか
- 仕事をどうしたいか
- 子どもについてどう考えているか
- お金をどう管理したいか
- 家事をどう分担したいか
- 休日をどう過ごしたいか
など、具体的な生活の話が出てくるからです。
そこで必要になるのが、相手への配慮と、自分の希望を伝えることの両方です。
自分の希望を伝えることは「わがまま」ではない
婚活では、
「こんなことを言ったら嫌われるかも」
と考えて、自分の希望を控えてしまうことがあります。
でも、
自分が何を大切にしたいのかを伝えること自体は、わがままではありません。
たとえば、
「結婚しても仕事は続けたい」
「できれば今の地域に住みたい」
「休日は一人で過ごす時間も欲しい」
「子どもについてはこう考えている」
こうした希望が分かっていれば、相手も自分との将来を考えやすくなります。
むしろ、何も伝えないまま関係が進んでから、
「本当は違うと思っていた」
となる方が、お互いにとって負担になることもあります。
相手に合わせることにも、大きな強みがある
もちろん、相手の話を聞いたり、気持ちを考えたりすることも大切です。
相手に合わせることができる人には、
- 話を丁寧に聞ける
- 相手の事情を考えられる
- 意見が違ってもすぐに否定しない
- 二人で折り合いをつけようとできる
といった強みがあります。
婚活でも、結婚後の生活でも大切な力です。
問題になる可能性があるのは、合わせることそのものではなく、合わせ続けた結果、自分の希望が分からなくなってしまうことです。
どちらが正しい、ではありません
婚活で起こりやすい状態を整理すると、こんな違いがあります。
| 状態 | 良い面 | 行き過ぎると |
|---|---|---|
| 相手に合わせることが多い | 気遣いができる・話を聞ける | 自分の希望を言えない・疲れてしまう |
| 自分の希望をはっきり伝える | 将来像を共有しやすい・判断しやすい | 相手の希望を置き去りにしてしまう |
どちらかが「良い性格」で、どちらかが「悪い性格」という話ではありません。
大切なのは、
いま自分がどちらに寄っているのかを知ること。
そして、必要なところだけ少し調整することです。
婚活では「性格」より「すり合わせ」が重要
結婚相手を探していると、
「やさしい人がいい」
「リードしてくれる人がいい」
「価値観が合う人がいい」
といった条件に目が向きやすくなります。
もちろん、それも大切です。
ただ、実際の結婚生活では、
最初からすべての考え方が一致している二人
よりも、
違いがあったときに話し合える二人
の方が重要になる場面もあります。
つまり見るべきなのは、
「この人はどんなタイプか」
だけではありません。
「違う意見が出たとき、二人で整理できるか」
という部分です。
こんなときは、一度整理してみる
相手に合わせすぎていると感じるなら、まずは自分に聞いてみてください。
「私は本当はどうしたい?」
反対に、自分の希望ばかり伝えている気がするなら、
「相手はどうしたいと言っていた?」
と振り返ってみます。
それだけでも、見えてくるものがあります。
無理に性格を変える必要はありません。
必要なのは、今の自分の状態を知って、少しだけ伝え方や聞き方を変えてみることです。
まとめ
婚活では、
相手に合わせる力も、
自分の希望を伝える力も、
どちらも大切です。
どちらか一方が正解なのではありません。
相手に合わせすぎれば、自分が苦しくなることがあります。
自分の希望を優先しすぎれば、相手が置き去りになることもあります。
だからこそ、
「自分は何を大切にしたいのか」
「どこなら相手に合わせられるのか」
「どこは譲りにくいのか」
を一度整理してみる。
婚活では、相手を判断する前に、まず自分の条件や希望を整理することが、次の一歩につながります。


