SPI ことわざ対策|本当に出る?出題範囲・熟語との違いを解説

SPIのことわざ対策では、言葉の意味・使う場面・似た表現を結び付けて学びましょう。「聞いたことがある」で止めず、自分の言葉で説明できるかを確かめることが出発点です。
「SPIでことわざは出るの?」「熟語やことわざを、どこまで覚えればいい?」。言語分野の勉強を始めると、暗記する量の多さに戸惑うことがあります。
この記事では、公式の例題から分かることを確認したうえで、ことわざ・慣用句・熟語を使い、語句の意味を整理する方法を紹介します。掲載している一覧と練習問題は学習用であり、実際の出題内容や頻度を保証するものではありません。
まずは、意味を少し迷う言葉を一つ探してみてください。読み方、短い説明、具体的な場面を順に確認すると、「何を覚え直せばよいか」がはっきりしてきます。
01 / 短く説明する
意味
この言葉を、一言で言い換えると?
一石二鳥なら一つの行動で、二つの成果
02 / 共通点と違いを見る
関係
似た意味・反対の意味の言葉は?
猿も木から落ちるなら弘法にも筆の誤りと、意味が近い
03 / 場面に当てはめる
文脈
どんな出来事を説明している?
急がば回れなら急いでいるからこそ、確実な手順を選ぶ
SPIでことわざは本当に出る?公式の例題から分かること
SPIを提供するリクルートマネジメントソリューションズの公式ページには、説明された意味に最も合う言葉を選ぶ能力検査の例題が掲載されています。語句の意味を理解し、選択肢と照らし合わせる問題です。SPI公式:能力検査の例題を含む説明
ただし、この例題だけから「ことわざが必ず出る」「ことわざは出ない」と判断することはできません。公開されている一例を、出題範囲のすべてと受け取らないようにしましょう。
そのため、この記事では「ことわざを何個覚えれば十分か」という線引きは行いません。ことわざや熟語を材料に、意味を説明する、似た言葉を比べる、文の中で使い方を確かめるという語彙の学習を進めます。
対策に使っている教材で意味の分からない語句が出てきたら、そこから確認を始めてみましょう。語彙の暗記だけに時間を使い切らず、文章を読んで内容をつかむ練習など、自分が困っている部分にも時間を配分します。
ことわざ・慣用句・熟語は、何が違う?
教材では、ことわざ・慣用句・四字熟語が一緒に紹介されることがあります。まず、どのような言葉を扱っているのか整理しておきましょう。
| 種類 | 大まかな特徴 | 例 |
|---|---|---|
| ことわざ | 経験から得た教訓や物事の特徴を、短い表現で伝える | 急がば回れ/猿も木から落ちる |
| 慣用句 | 複数の言葉が結び付き、まとまった特有の意味を表す | 頭が下がる/実を結ぶ |
| 熟語 | ここでは、漢字を組み合わせてできた言葉として扱う | 遵守/網羅/謙虚 |
| 四字熟語 | 漢字4文字から成る熟語 | 一石二鳥/画竜点睛 |
この区分は完全に別々の箱ではありません。四字熟語という「形」の分類と、教訓や故事に由来するという「内容・由来」の分類は重なることがあります。
分類名を覚えることだけで終わらず、「その表現全体で何を意味するか」を説明できる状態にすることが大切です。たとえば「頭が下がる」は、姿勢の説明だけでなく、相手への感心や尊敬を表す慣用的な使い方があります。
SPIのことわざ対策に使える、意味を覚える3つの方法
1.短いキーワードに置き換える
辞書の長い説明を一字一句思い出そうとする前に、意味の中心になる言葉をつかみましょう。
例:一石二鳥
一つの行動 + 二つの成果
一つのことをして、二つの利益や成果を得ること。
たとえば「通学のために歩くことで、移動と運動の両方ができる」という場面です。「一度に何かが起きる」まで短くしてしまうと、二つの利益という大切な意味が抜けます。
短くしても、意味の決め手は残す。この点を意識しましょう。「画竜点睛」なら「完成に必要な、最後の重要な仕上げ」です。単なる飾り付けや、最後に行うあらゆる作業を指す言葉ではありません。
2.似た意味・反対の意味と関連付ける
「猿も木から落ちる」と「弘法にも筆の誤り」は、どちらも優れた人でも失敗することがある、という意味で共通しています。猿と木、弘法と筆という表面的な違いを越えて、意味の共通点を見る練習になります。
対義語なら、「謙虚」と「傲慢」のように、同じ観点で対照になる言葉を並べます。自分を控えめに捉える態度と、自分を偉いと思って人を見下す態度を比べると、違いを説明しやすくなります。
ただし、似た言葉がいつでも置き換えられるとは限りません。反対に見えることわざも、使う場面が異なることがあります。セットで覚えた後に、それぞれの使用例を一つ確認しましょう。
3.場面をイメージし、短い例文を作る
「猿も木から落ちる」なら、木登りが得意な猿が失敗する場面から、意味をつかめます。
場面から意味へ
木登りが得意な猿でも落ちる
→ 得意な人でも失敗することがある
使用例:いつも正確な先輩が、今日は計算を一つ間違えた。猿も木から落ちるということだ。
例文は、自分の学校生活やアルバイトの場面に置き換えても構いません。意味の説明を読んだ後に、自分で場面を作れるか確かめてみてください。
ただし、文字から思い付いた物語を、そのまま正しい意味や由来と決めつけないことも大切です。知らない語句は辞書で意味を確認してからイメージにつなげます。
ことわざの意味と、使う場面の例
以下は、語句の意味を学ぶための例です。SPIでの頻出順や、覚えるべき範囲を示す一覧ではありません。まずは右の使用場面を見て、意味とのつながりを確かめてください。
| ことわざ | 意味の中心 | 使用場面の例 |
|---|---|---|
| 石の上にも三年 | 辛抱強く続ければ、成果につながることがある | なかなか上達しなかった作業も、続けるうちにできるようになった |
| 泣き面に蜂 | 悪いことに、さらに悪いことが重なる | 予定していた行事が中止になり、その帰りに財布も落としてしまった |
| 急がば回れ | 急ぐときほど、確実な方法を選ぶ方がよい | 急いで提出するからこそ、確認の手順を省かずに進める |
| 猿も木から落ちる | 得意な人や熟練した人でも、失敗することがある | 経験豊富な人が、普段はしない失敗をした |
| 羹に懲りて膾を吹く あつものにこりてなますをふく | 以前の失敗に懲りて、必要以上に用心する | 一度の失敗以来、心配のない場面でも過度に警戒する |
| 転ばぬ先の杖 | 失敗や災難に備え、あらかじめ準備する | データが消える場合に備え、事前にバックアップを取る |
| 二兎を追う者は一兎をも得ず | 二つを同時に得ようとして、結局どちらも得られない | 両立の見通しなく二つの目標に手を広げ、どちらも中途半端になった |
| 棚からぼたもち | 思いがけず、労せずして幸運を得る | 自分では予期していなかった利益が、偶然手に入った |
「犬も歩けば棒に当たる」は、意味を一つに決めつけない
このことわざには、行動すると災難に遭うことがあるという意味と、行動していれば思いがけない幸運に出会うこともあるという意味があります。(参照:ウィクショナリー「犬も歩けば棒に当たる」)
「何かをすれば必ずよいことがある」とだけ覚えると、文脈を取り違えることがあります。よい出来事を述べているのか、災難を述べているのか、前後の文章を確認しましょう。
また、「石の上にも三年」の三年は、何かを必ず3年間続けなければならないという決まりではありません。辛抱強さを伝えるたとえです。ことわざが表す教訓と、現実の場面で自分がどう行動するかは、分けて考えられます。
似た意味の表現と、対照的な表現を比べる
似た意味でも、共通点を言葉にしてみる
| 表現 | 近い表現 | 共通する意味 |
|---|---|---|
| 猿も木から落ちる | 弘法にも筆の誤り | 優れた人でも失敗することがある |
| 泣き面に蜂 | 弱り目に祟り目 | 悪いことが重なる |
| 一石二鳥 | 一挙両得 | 一つの行動で二つの利益を得る |
| 転ばぬ先の杖 | 備えあれば憂いなし | 前もって準備することの大切さ |
共通点を説明できたら、表現の響きや使う場面も見てみましょう。「意味が近い」という整理は便利ですが、文章のどこでも機械的に入れ替えられるという意味ではありません。
「反対の意味」と「違う判断を勧める」を分ける
「急がば回れ」と「善は急げ」は、一見すると反対に見えます。しかし、前者は確実な方法を選ぶこと、後者はよいと思ったことをためらわずに行うことに注目しています。
注目している点の違い
急がば回れ:どの方法なら、確実に進められるか。
善は急げ:よい行動を、いつ始めるか。
「早い」と「回り道」という印象だけで、厳密な対義語として暗記しないようにしましょう。状況によっては、よい方法をすぐに選び、手順を守って実行するという両立もできます。
同じように、「一石二鳥」と「二兎を追う者は一兎をも得ず」は、どちらも二つのものが登場しますが、結果が違います。前者は一つの行動で二つの利益を得ること、後者は二つを追って両方とも得られないことです。表面の数字だけでなく、行動と結果の関係を確認してください。
熟語・語彙・カタカナ語も、意味と使い方をセットで整理する
四字熟語|読み方と、意味の決め手
| 四字熟語 | 意味 | 覚えるときの着目点 |
|---|---|---|
| 臥薪嘗胆 がしんしょうたん | 目的を果たすために、長く苦労に耐えること | もとは復讐を果たすための忍耐に由来する。軽い努力全般とは区別する。語義・由来の参照 |
| 一攫千金 いっかくせんきん | 一度に大きな利益や財産を得ること | 「大きな財産」と「一度に」が中心 |
| 起死回生 きしかいせい | 絶望的な状態を立て直すこと | 危機からの立ち直り |
| 千載一遇 せんざいいちぐう | めったに巡ってこない、すばらしい機会 | 単なる偶然ではなく、貴重な好機 |
| 画竜点睛 がりょうてんせい | 物事を完成させる、最後の重要な仕上げ | なくてはならない肝心な部分 |
「画竜点睛を欠く」は、その大切な仕上げが足りないことです。「資料は詳しいが、結論がなく画竜点睛を欠く」のように、文全体で確認すると使い方もつかめます。
一般的な語彙|短い意味と使用例
| 語句 | 短い意味 | 使用例 |
|---|---|---|
| 遵守(じゅんしゅ) | 決まりなどを守ること | 施設の利用規則を遵守する |
| 敬遠(けいえん) | 関わりを避け、距離を置くこと | 難しそうだと思って、その作業を敬遠していた |
| 収束(しゅうそく) | まとまること、落ち着いた状態に向かうこと | 話し合いが一つの案に収束する |
| 網羅(もうら) | もれなく取り入れること | 必要な確認項目を網羅した一覧を作る |
| 拙速(せっそく) | できはよくないが、仕上がりは早いこと | 確認を省いた拙速な対応で、修正が必要になった |
「敬遠」は、漢字に「敬」があるからといって、単に尊敬する意味とは限りません。「拙速」も、単に速くて優れているという意味ではありません。知っている漢字から推測した後に、語句全体の意味を確認しましょう。
対義語|同じ観点で反対になるかを確かめる
| 語句 | 対になる語句 | 意味を比べる観点 |
|---|---|---|
| 繁栄(はんえい) | 衰退(すいたい) | 栄えること/勢いが弱まること |
| 明朗(めいろう) | 陰鬱(いんうつ) | ここでは性格や雰囲気の明るさ/暗く沈んだ様子 |
| 謙虚(けんきょ) | 傲慢(ごうまん) | 控えめな態度/おごり高ぶる態度 |
| 寛容(かんよう) | 狭量(きょうりょう) | 他人を広く受け入れる心/人を受け入れる余裕の乏しさ |
| 静寂(せいじゃく) | 喧騒(けんそう) | 静かな状態/騒がしい状態 |
「寛容」と「厳格」を、いつでも正反対になる組合せとして覚えるのは避けましょう。規則の扱いには厳格でも、他人の考え方には寛容という人もいます。「他者を受け入れる心の広さ」で比べるなら、寛容と狭量の違いを確認すると分かりやすくなります。(語義の参照:ウィクショナリーの「寛容」・「狭量」)
カタカナ語|日本語で短く言い換える
| 語句 | ここで押さえる意味 | 使用例 |
|---|---|---|
| アジェンダ | 議題、話し合う項目 | 会議のアジェンダを事前に共有する |
| コンセンサス | 合意、意見の一致 | 担当者の間でコンセンサスを得る |
| リスクマネジメント | リスクを把握・評価し、対応を管理すること | 起こり得る問題と対応方法を検討する |
| イノベーション | 革新、新しい価値を生む変化 | 技術や仕組みを変え、新しい価値を生む |
| モチベーション | 動機付け、行動への意欲 | 目標を具体化して、学習への意欲を高める |
聞いたことがあるカタカナ語も、自分で説明しようとすると曖昧な部分に気付けます。単語を見てうなずくだけでなく、「つまり何のことか」を一文で書いてみてください。
文章の中で意味をつかみたい表現
| 表現 | 意味・言い換え | 確認する点 |
|---|---|---|
| 敬意を払う | 尊敬する気持ちをもって接する | 「払う」は、この場合は金銭の支払いではない |
| 実を結ぶ | 努力などが成果として現れる | 比喩として使われているかを読む |
| 責任を負う | 自分の役割や結果に対する責任を引き受ける | 誰が、何について責任をもつのかを見る |
| 道を譲る | 通路を空ける。比喩では、地位や役割などを他の人に譲る | 実際の通行か、役割などの話かを読む |
| 役目を果たす | 任された働きや務めをやり遂げる | 何を任され、何を行ったのかを見る |
たとえば「研究が実を結んだ」なら、実際に果物ができたという意味ではなく、研究が成果につながったという意味です。表現だけを切り出さず、前後の文とつなげて言い換えましょう。
語句の意味を問う選択肢で迷ったときの考え方
言葉の意味を選ぶ練習では、選択肢を読む前に、自分が知っている意味を短く思い浮かべてみましょう。その後、選択肢と照らし合わせます。
- 語句の意味を短く言い換える。一石二鳥なら「一つの行動で二つの利益」。
- 意味の決め手を確認する。行動は一つか、結果は二つか、利益を得ているか。
- 似て見える選択肢との違いを探す。数字や登場物が同じでも、行動・結果が違えば別の意味です。
- 最後に設問を読み直す。意味が近いものを選ぶのか、反対のものを選ぶのかを確かめます。
文章が付いているときは、誰が何をしたのか、その後に何が起きたのかも確認します。「必ず」「一度も」「何もしなくても」など、強い条件が選択肢に加わっていないかにも目を向けましょう。
知らない語句を文脈から考えることはできますが、推測だけでは決められない場合もあります。練習中は辞書で確かめ、「推測できた理由」と「知識が足りなかった部分」を分けて残すと復習しやすくなります。
SPIのことわざ対策に使う、解説付き練習問題8問
以下は、意味や表現の違いを確認するためのオリジナル問題です。公式問題や実際の試験問題の再現ではありません。答えを考えてから「解答と解説を見る」を開いてください。
問題1|一石二鳥の意味
「一石二鳥」の意味として最も適切なものを選んでください。
解答と解説を見る
正解:A
「一つの行動」と「二つの利益」が意味の中心です。Bは「二兎を追う者は一兎をも得ず」に近い説明です。どちらも二つのものが登場しますが、得られる結果が違います。
問題2|画竜点睛の意味
「画竜点睛」の意味として最も適切なものを選んでください。
解答と解説を見る
正解:A
完成に必要な肝心の仕上げを表します。「最後」という言葉だけでなく、「重要な部分である」ことも押さえましょう。「画竜点睛を欠く」なら、その肝心な部分が足りないという意味になります。
問題3|猿も木から落ちる
「猿も木から落ちる」の意味として最も適切なものを選んでください。
解答と解説を見る
正解:B
木登りの得意な猿でも落ちることがある、というたとえです。「必ず成功する」でも「いつも失敗する」でもありません。「弘法にも筆の誤り」とも意味が近い表現です。
問題4|不運が重なる場面
楽しみにしていた行事が中止になった。その帰り道に、財布まで落としてしまった。この場面に最も合うものはどれですか。
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正解:C
悪い出来事に、さらに悪い出来事が重なっています。「不運が重なる」が決め手です。「棚からぼたもち」は思いがけない幸運を表すため、この場面には合いません。
問題5|用心の程度を読み取る
以前、熱いスープで口をやけどした人が、今では冷たい料理まで何度も冷ましてから口にしている。この様子に最も近いものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:D
過去の失敗によって、心配のないものにまで必要以上に用心しています。「慎重である」だけでなく、「失敗に懲りて過度に警戒する」という点を読み取りましょう。
問題6|対義語を考える
他人の考えや失敗を広く受け入れる「寛容」と、心の広さという観点で対照になるものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:B
狭量は、心が狭く、他人を受け入れる余裕に乏しいことです。穏やかさを表す「温厚」などと混ぜず、何を比較しているのかをそろえましょう。
問題7|語句同士の関係
「はさみ:切る」と同じく、道具と主な用途の関係になっているものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:A
「はさみは切るために使う」「鉛筆は書くために使う」という同じ関係です。Bは分類、Dは材料に注目した組合せです。関連のある言葉というだけで選ばず、関係を短い文で表すと区別できます。
問題8|文の中の表現
「地道に続けてきた練習が実を結び、大会で目標の記録を達成した」の「実を結ぶ」に最も近いものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:C
続けてきた練習が、目標の記録という成果につながっています。「偶然の幸運」とは違い、それまでの努力とのつながりを読み取ることがポイントです。
正解数だけでなく、ほかの選択肢がなぜ違うのかも一つ説明してみてください。答えの記号を覚えるだけで終わらず、意味の違いを確かめる復習になります。
間違えた語句は「知らなかった理由」を分けて復習する
同じ不正解でも、意味を知らなかったのか、似た言葉と混同したのか、設問を読み違えたのかで、見直すところが変わります。
| 間違い方 | 記録する内容 | 次の練習 |
|---|---|---|
| 意味を知らなかった | 読み方と、意味の中心になる言葉 | 説明を隠して、自分の言葉で言い換える |
| 似た表現と混同した | 共通点と、異なる点を一つずつ | 二つの表現を別々の例文で使う |
| 文字どおりに読んだ | 実際の動作と、慣用的な意味の違い | 文章全体を別の言葉に言い換える |
| 設問を読み違えた | 類義語か対義語か、何を選ぶ問題だったか | 選ぶ条件を確認してから選択肢を読む |
覚え直すときは、1語につき4項目を残す
復習メモの例
- 語句・読み方
- 画竜点睛(がりょうてんせい)
- 短い意味
- 完成に必要な、最後の重要な仕上げ
- 使う場面
- 発表資料に、要点が伝わる結論を加える
- 間違えた点
- 「表面だけを飾ること」と混同した
最初から立派な単語帳を作る必要はありません。自分が迷った言葉を、数語ずつ残すだけでも始められます。
- 問題を解き、迷った語句を選ぶ。偶然正解した言葉も確認します。
- 辞書や教材で意味を確かめる。説明を短くし、意味の決め手を残します。
- 説明を隠して言い換える。見れば分かる状態から、思い出せるかを確かめます。
- 別の場面でも使ってみる。答えの記号ではなく、意味を理解しているかを見ます。
- 翌日や数日後に見直す。忘れていた言葉は、意味と例文に戻ります。
語彙を覚えた後も、文章問題になると迷う場合は、その語句が誰の行動やどの出来事を表しているか確認してみましょう。単語の知識と、文章のつながりを読む練習は、両方に取り組めます。
計算分野でも「どこで止まったか」を分けたい方は、SPIの暗算・筆算の使い分けと練習方法も参考にしてください。
関連動画|SPIの熟語・ことわざを学ぶ
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SPIのことわざ対策でよくある疑問
ことわざを何個覚えれば十分ですか?
この記事では、必要な個数や合格につながる暗記量を示していません。公開された一つの例題から、覚えるべき語句を網羅的に決めることはできないためです。
まずは教材で出会った語句のうち、意味を説明できなかったものを確認しましょう。数だけを増やすより、自分が取り違えた意味を整理することから始められます。
ことわざ・四字熟語・慣用句は、別々に覚えるべきですか?
種類ごとにまとめる方法もありますが、意味が近い表現を横につないで整理しても構いません。「得意な人でも失敗する」「悪いことが重なる」など、意味を軸に並べる方法も使えます。
分類名だけでなく、読み方・意味・使う場面を一緒に確認してください。
知らない言葉でも、漢字から推測すればよいですか?
漢字や文脈は手がかりになりますが、それだけでは判断できない言葉もあります。たとえば「敬遠」を、単に相手を尊敬することと捉えると意味がずれます。
練習では、推測した後に辞書で確かめてください。推測と確認を組み合わせて、分かる語句を増やしていきましょう。
この一覧と8問だけで、SPIの言語対策は終わりますか?
この一覧と問題は、語句の意味を学ぶための一部の材料です。SPI全体の出題範囲や、言語分野の対策を網羅するものではありません。
語句の知識を確認しながら、利用している教材の文章問題などにも取り組み、自分が時間を使うところや間違えるところを見直してください。
まとめ|SPIのことわざ対策は、意味と使い方を結び付けよう
SPIのことわざ対策では、暗記する数だけを目標にせず、語句の意味を理解し、別の表現や具体的な場面とつなげて確認していきましょう。
- 短く言い換える。意味の決め手になる部分を残す。
- 似た表現を比べる。共通点と違いを説明する。
- 場面で確かめる。文の中で、何を表しているかを見る。
- 間違えた理由を残す。意味の混同と、設問の読み違いを分ける。
まずは、今日迷った言葉を一つ選んで、「短い意味」と「使う場面」を書いてみてください。答えだけでなく、なぜその意味になるのかを確かめることが、次の学習につながります。


